イグゼキュティヴ/第43回ステイヤーズS(GⅡ) [中央競馬]
イグゼキュティヴ
Sire:チーフベアハート / Dam:ミホグレース
06年4月20日生・牡・鹿毛
美浦・斎藤誠厩舎の管理馬
ホッカイド競馬出身のイグゼキュティヴには08年09月JRA札幌競馬場以来の再会
当時からオトコマエな馬だったがJRA移籍後にクラシック戦線を闘ったこともあってか
精悍ないでたちに成長し遂には古馬とのGⅡまでこなすまでに
レースっぷりは久方ぶりに先行し4コーナーで先頭に取り付いていた時には
もう1頭の応援馬・トウカイトリックの姿を見ていないほどイグゼキュティヴを目で追いかけた
16頭中15番人気だなんてちゃんちゃらだと思っているのは僕だけではないだろう
一度18Fを経験してしまえば怖いものはなし
しかも開幕週とはいえ勝ち馬から0.6sec.は価値ある成績
菊花賞からの成長が著しいイグゼキュティヴ
今後10F前後の競走に向けての良い経験になったね
― a.k.a. Extra-RAW ―
ウオッカ/第29回ジャパンカップ(GⅠ)優勝 [中央競馬]
09年11月29日_東京10R_第29回ジャパンカップ(GⅠ)
ゴールシーンは大激戦
いち早く抜け出したウオッカ / 猛烈に追い込むオウケンブルースリ
この素晴らしいジャパンカップを制したのは稀代の名牝ウオッカ
何度も彼女の姿をみてきたけれどレースを重ねるごとに
美しい馬体になっていくように思います
修羅の道を駆けてきた彼女にJRA年度代表馬としての資格は充分ですね
― a.k.a. Extra-RAW ―
王者・ヴァーミリアン [中央競馬]
ヴァーミリアン
Sire:エルコンドルパサー / Dam:スカーレットレディ
02年4月10日生・牡・黒鹿毛
栗東・石坂正厩舎の管理馬
写真はともに第32回帝王賞/09年6月24日・大井競馬場
09年JBCクラシックの連覇で前馬未到のG1競走8勝を達成
我慢した武豊騎手は流石の一言
それに応えたヴァーミリアンは強いの一言
もう一頭の帝王不在をタブーの領域まで昇華できるのはやはり最強の証
こうなったらG1競走10勝の金字塔を打ち立ててもらいたいと真剣に思います
― a.k.a. Extra-RAW ―
エイシンデピュティ×戸崎圭太騎手/第140回天皇賞(秋) [中央競馬]
エイシンデピュティ
Sire:フレンチデピュティ / Dam:エイシンマッカレン
02年4月9日生・牡・栗毛
栗東・野元昭厩舎の管理馬
and
戸崎圭太騎手
大井・香取和孝厩舎所属
第140回天皇賞・秋に南関東競馬所属ジョッキー・戸崎圭太騎手が騎乗
しかも騎乗馬は宝塚記念馬・エイシンデピュティ
エイシンデピュティの先行脚質と 戸崎騎手の南関東で先行する勇姿は重なるところが多く期待が膨らみました
結果的に掲示板は東京府中コース巧者と呼ばれるカードで決着したものの
天皇賞G1レースのハナを切り
しかもスローペースを作りだし引っ張った
戸崎騎手とエイシンデピュティは人馬ともに男前でした
― a.k.a. Extra-RAW ―
カンパニー・ウィニングラン/第140回天皇賞・秋(GⅠ) [中央競馬]
晴れの姿をいち早く観客に披露すべく 横山典弘騎手はカンパニーをフジヴュースタンド前に駆るも
大歓声に驚いたカンパニーは身を翻し
後ずさる格好で再度1コーナー側に向かって走り出しました
まるでこれからもう1レース走るための返し馬のように
好時計で2000メートルを駆けてきた8歳馬とは思えない若々しさで
そしてさらに歯を出して笑っているカンパニーと鞍上はとても清々しい姿でした
― a.k.a. Extra-RAW ―
カンパニー(レース写真-Part2)/第140回天皇賞・秋(GⅠ) [中央競馬]
カンパニー
Sire:ミラクルアドマイヤ / Dam:ブリリアントベリー
01年4月24日生・牡・鹿毛
栗東・音無秀孝厩舎の管理馬
http://extra-low.blog.so-net.ne.jp/2009-11-01-1からの続き
鞍上の振り上げる左手も
"してやったり"から"俺らが一番"へと変化したように見えるのは邪推だったでしょうか
女王との三度の対決はあるのか
短い方に振るのか
競馬ファンの興味関心を掻き立ててくれるカンパニーに感謝です
おめでとう
― a.k.a. Extra-RAW ―
レース写真-Part1/第140回天皇賞・秋(GⅠ) [中央競馬]
140回目を数える天皇賞・秋の歴史のなかで
「名勝負」というよりも「見応えのあった秋天」として後世に語り継がれるであろう競走だったので
数回に分けて掲載することにします
正直 ウオッカが今回ここまで伸びてくるとは予想しておらず やっぱりすごい競走馬だと実感
カンパニーはG1馬9頭を従え
圧倒的に4歳5歳馬が強い傾向の天皇賞・秋を制覇
短絡的な毎日王冠の焼き直しではなく
着実にチカラをつけてきたカンパニーがようやく一線級として認められた瞬間であり
58キロを背負った猛者達の後傾ラップのなかでの好時計決着は
重ねてG1競走らしい・天皇賞らしい「見応えのある」競走だったと思います
― a.k.a. Extra-RAW ―
ウオッカ/第60回毎日王冠(GⅡ) [中央競馬]
ウオッカ
Sire:タニノギムレット / Dam:タニノシスター
04年4月4日生・牝・鹿毛
栗東・角居勝彦厩舎の管理馬
一昨年の日本ダービーで牝馬では64年ぶりに優勝した彼女
毎日王冠でカンパニーの後塵を拝したが「レースを作った」点では強い競馬だったと思う
天皇賞(秋)に向けては昨年と同じローテーション
背負うものが斤量だけに留まらないのはスターホースの宿命
日本ダービーの時のような飄々とした競走を見せて欲しい
― a.k.a. Extra-Low ―
アブソリュート/第12回富士ステークス(GⅢ) [中央競馬]
第12回サウジアラビアロイヤルカップ・富士ステークス(GⅢ)
優勝馬・アブソリュート
Sire:タニノギムレット / Dam:プライムステージ
04年3月7日生・牡・黒鹿毛
美浦・宗像義忠厩舎の管理馬
この競走でアブソリュートはGⅢ競走2勝目
中山コースでの勝利もあることから成長・充実度を見込んで
マイルチャンピオンシップでも応援したい競走馬
― a.k.a. Extra-Low ―
カンパニー/第60回毎日王冠(GⅡ)優勝 [中央競馬]
カンパニー
Sire:ミラクルアドマイヤ / Dam:ブリリアントベリー
01年1月24日生・牡・鹿毛
栗東・音無秀孝厩舎の管理馬
4度目の正直
カンパニーにとって4回目の毎日王冠出走で掴んだ最先着
2005年・7着(優勝馬/サンライズペガサス)
2006年・5着(優勝馬/ダイワメジャー)
2008年・5着(優勝馬/スーパーホーネット)
そして2009年 ウオッカを抑えての優勝
勝ち時計は翌週同距離の牝馬GⅢよりも随分遅いものの
武豊騎手の目論見を見事に打破した横山騎手とカンパニーのギヤ変速対応が光りました
念願のGⅠ競走勝利に向け良い経験になったでしょうね
― a.k.a. Extra-RAW ―